凛として時雨 TKのエフェクターとそのシステムについて Part1.
今回は凛として時雨のGt.&Vo.である TK こと北嶋徹の使用エフェクター、そしてそのシステムについて記そうと思います。
少し長くなるので記事を分けての投稿となります。
また TKは本人も発言している通り ライブやプロジェクトによって機材を使い分けているため、今回記すのはその根幹である部分のみとさせていただきます。
また個人の見解であるため実際とは違うなどあるかもしれませんのでご了承ください。
※余談ですがTKの機材を完コピしようとするとお金が吹き飛ぶのでご注意を...!
1.全体の構成 及び接続順について
まずエフェクターボードの全体の構成についてですが、少し抽象化しますと
A.クランチ(クリーン)用の歪み
↓
B.空間系(付点ディレイ等)
↓
C.メイン歪み
↓
D.歪み(ソロ及びハウリング等)
↓
E.ARION SPH-1
↓
F.DigiTech DIGIDELAY
※E.F.はこの機種で固定の為 抽象化を避けました。
このようになっています。
基本的にはこの6つの音を使ってライブでも演奏しています。その他の音は同期音源及び裏でのエフェクトとなります。
2. A.について
次は A. の部分についてです。
これはTKのエフェクターボードの中でクランチ(クリーン)サウンドを作っており常時スイッチはオンです。
※この音が分かりやすいフレーズ
I was music アルペジオ
sitai miss me アルペジオ などなど...
実際のTK 使用エフェクター
Shigemori Ruby Stone 古めの時期
Shigemori MUSE ↓
VEMURAM Jan Ray 最近
この辺りを使っています。
2016年辺りからはほとんど Jan Rayを使っています。
MUSEは I'mperfectあたりの音を想像すると分かりやすいです。
3. B.について
次はBの部分です。
ここは初段のうち(歪みの前)にかけておきたい空間系の役割を果たしている部分です。
例えば付点ディレイやピッチシフターなどです。
※この音が分かりやすいフレーズ
DISCO FLIGHT イントロ
P.S. RED I リフ などなど...
実際のTK 使用エフェクター
ZOOM MS-100BT
EVENTIDE H9
この2つを使用しているのですが実際のボードに入っているのはMS-100BTです。
H9についてはボードに組み込まれずにライブでは裏方が操作しています。
余談ですが凛として時雨のコピーをしたい場合はH9を推奨します。
基本的にMS-100BTで出来ることは全てH9で出来る上に最近の曲はH9のエフェクトが必須となってきています。(laser beamer , neighbormind ,P.S. RED I)
少し長くなってきたので今回はここで終わらせていただきます。
次回は C.〜F. について書いていきます。
PART2. ↓
凛として時雨 TKのエフェクターとそのシステムについて Part2. - P.S.RED eye
ありがとうございました。