凛として時雨 TKのエフェクターとそのシステムについて Part2.

 

凛として時雨 TKのエフェクターとそのシステムについて Part1. - P.S.RED eye

↑の記事のPart2.です。

 

A.クランチ(クリーン)用の歪み

B.空間系(付点ディレイ等)

C.メイン歪み

D.歪み(ソロ及びハウリング等)

E.ARION SPH-1

F.DigiTech DIGIDELAY

 

今回はこの表でいうとC.からです。

 

4. C.について

 

次はTKのメイン歪みについてです。

ほぼ全ての曲で踏んでいるので音は分かると思うのですが、特に分かりやすいのはCrazy Tampernなどです。

 

この部分は複数のエフェクターをLS-2のループで切り替えています。従ってここでは複数のエフェクターを挙げ → で接続順を示します。

 

実際のTK 使用エフェクター

 

BOSS DA-2 → BOSS OD-3                      

                                                                 

BOSS DA-2 → Barbarossa URANUS     最近

(BOSS ST-2)

 

DA-2の枠は軽くブーストするような使い方をしていて曲によってはオフになっています。

メインの音はその次の枠で作っています。

 

5. D.について

 

この部分はソロやハウリング時に踏む歪みエフェクターです。

凛として時雨のライブ と言えばこの轟音です。

 

※この音が分かりやすいフレーズ

 

と思ったのですが音源だとあまりない... というか使ってるとは思うのですがあまり確信出来ません。ライブだとかなり分かりやすいのですが...

 

一応あげるとすれば Tornado minorityのソロ などです。

 

実際のTK 使用エフェクター

barbarossa GARGOYLE

 

言わずと知れた超ハイエンドエフェクターですね。ノブ3つしかないのに13万円とは

 

正直手が出るレベルではないです。

少し価格抑えてコピーしたい という方もいると思う(というか13万はやばい)ので別記事でコピー用の機材も書かせていただきます。

 

ちなみにこちらの歪みもLS-2のループで切り替えられていて細かく言えば

Xotic EP Booster と CARL MARTIN HOT DRIVEN BOOST なども組み込まれています。

 

6. E.& F. について

 

こちらはデビュー時から固定なのでチャチャっといきます。

 

E. ARION SPH-1 (WAXX mod)

 

凛として時雨 と言えばこの音ですね。

ライブではTKがテンション上がったら大体踏んでます。

 

注意としてはこのエフェクターは何故か踏むと音量がUPするという謎仕様があるため基本的にモディファイして使われています。

 

※この音が分かりやすいフレーズ

abnormalize 2サビ前

大体の曲のサビ4小節目

 

F. DigiTech DIGIDELAY

 

これも時雨といえば って音ですね(毎回言ってる)

ふわー っとしたディレイです。

ライブでは曲入る前とかにこれで雰囲気出してますね。

 

※この音が分かりやすいフレーズ

Tornado Mystery イントロ

Dynamite Nonsense 最初のアルペジオ

 

 

7.まとめ

 

最後まで目を通していただきありがとうございました。

 

皆さんもTKごっこして楽しみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

凛として時雨 TKのエフェクターとそのシステムについて Part1.

 

今回は凛として時雨のGt.&Vo.である TK こと北嶋徹の使用エフェクター、そしてそのシステムについて記そうと思います。

少し長くなるので記事を分けての投稿となります。

また TKは本人も発言している通り ライブやプロジェクトによって機材を使い分けているため、今回記すのはその根幹である部分のみとさせていただきます。

また個人の見解であるため実際とは違うなどあるかもしれませんのでご了承ください。

 

※余談ですがTKの機材を完コピしようとするとお金が吹き飛ぶのでご注意を...!

 

1.全体の構成 及び接続順について

 

まずエフェクターボードの全体の構成についてですが、少し抽象化しますと

 

A.ランチ(クリーン)用の歪み

                  ↓

B.空間系(付点ディレイ等)

                  ↓

C.メイン歪み

                  ↓

D.歪み(ソロ及びハウリング等)

                  ↓

E.ARION SPH-1

                  ↓

F.DigiTech DIGIDELAY

 

※E.F.はこの機種で固定の為 抽象化を避けました。

 

このようになっています。

基本的にはこの6つの音を使ってライブでも演奏しています。その他の音は同期音源及び裏でのエフェクトとなります。

 

2. A.について

 

次は A. の部分についてです。

これはTKのエフェクターボードの中でクランチ(クリーン)サウンドを作っており常時スイッチはオンです。

 

※この音が分かりやすいフレーズ

  I was music アルペジオ

  sitai miss me アルペジオ などなど...

 

実際のTK 使用エフェクター

Shigemori Ruby Stone      古めの時期

Shigemori MUSE                      ↓

VEMURAM Jan Ray               最近

 

この辺りを使っています。

2016年辺りからはほとんど Jan Rayを使っています。

 

MUSEは I'mperfectあたりの音を想像すると分かりやすいです。

 

3. B.について

 

次はBの部分です。

ここは初段のうち(歪みの前)にかけておきたい空間系の役割を果たしている部分です。

例えば付点ディレイやピッチシフターなどです。

 

※この音が分かりやすいフレーズ

DISCO FLIGHT イントロ

P.S. RED I リフ などなど...

 

実際のTK 使用エフェクター

ZOOM MS-100BT  

EVENTIDE H9

 

この2つを使用しているのですが実際のボードに入っているのはMS-100BTです。

H9についてはボードに組み込まれずにライブでは裏方が操作しています。

 

余談ですが凛として時雨のコピーをしたい場合はH9を推奨します。

基本的にMS-100BTで出来ることは全てH9で出来る上に最近の曲はH9のエフェクトが必須となってきています。(laser beamer , neighbormind ,P.S. RED I)

 

 

 

少し長くなってきたので今回はここで終わらせていただきます。

 

次回は C.〜F. について書いていきます。

 

PART2. 

凛として時雨 TKのエフェクターとそのシステムについて Part2. - P.S.RED eye

 

ありがとうございました。